「薄毛が気になる…。シャンプーを変えようかな?」と思っているあなた。
シャンプーの成分、きちんと見ていますか?
頭皮環境を改善したり、髪の毛の成長を促したりする成分を選べば、もっと早く薄毛の悩みが解決するかもしれません。
そこで今回は薄毛対策シャンプーを選ぶために知っておきたい、有効成分を紹介します。
1.血行を促進する「センブリエキス」
「センブリエキス」は毛細血管を広げる作用があり、脱毛予防・発毛促進に役立ちます。
センブリは日本各地に自生し、昔から腹痛・食欲不振などの薬草として使われてきました。
血行促進が認められてからは、頭皮状態を改善する目的でシャンプー製品・育毛剤・育毛トニックにも取り入れられるように。
「センブリエキス」の血行促進効果で栄養と酸素が頭皮・髪の毛に行き渡り、健康的な髪の毛を育てる効果が期待できます。
2.炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」
頭皮が炎症している可能性がある人は「グリチルリチン酸ジカリウム」がおすすめ。
- 最近フケが増えた
- 赤み、かゆみが強い
- ニキビ、吹き出物がある
ひとつでも当てはまる場合、頭皮が炎症してしまい、髪の毛が十分に育っていないのかも。
「グリチルリチン酸ジカリウム」は炎症を抑える効果が高く、のどのはれや痛みを鎮めるために、風邪薬やトローチにも使われます。
特に季節の変わり目や空気が乾燥する冬は、「グリチルリチン酸ジカリウム」が含まれているシャンプーを選んだほうが良いでしょう。
3.髪の毛の成長を促す「アデノシン」
「アデノシン」は髪の毛の成長を促す作用があります。
発毛剤・育毛剤にも使われている成分で、抜け毛を減らしたり、太くて強い髪の毛を増やしたりする効果が証明されているんだとか!
私達の髪の毛は「成長する期間・活動を休止する期間・抜ける期間」というヘアサイクルが繰り返されます。
成長期は通常3〜5年と言われています。
しかし血行不良や頭皮環境の悪化などのせいでヘアサイクルが乱れると、成長期が短縮されます。
そして短くて柔らかい毛ばかりになり、全体のボリュームが減ったり、地肌が透けて見えたり…。
年齢以上に老けた印象を与えてしまいます…。
「アデノシン」はヘアサイクルを正常に戻そうとするため、髪の毛が十分に育つ環境を整えてくれるのです。
まとめ
今回は薄毛対策シャンプーを選ぶために知っておきたい、有効成分を紹介しました。
- 1.血行を促進する「センブリエキス」
- 2.炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」
- 3.髪の毛の成長を促す「アデノシン」
シャンプーはたくさんの種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
薄毛対策として新しくシャンプーを買うときには、ぜひ成分表をチェックしてみてください!